ここ近年の自己啓発セミナー

もともと、自己啓発セミナーというものは真に個人個人の目標達成を目的とした、たいへん優良な内容のものでした。
しかし、今現在の自己啓発セミナーは、皆さんが抱いているあまり宜しくないイメージの通り、ノルマ達成のための無理矢理な勧誘による、何やら怪しい宗教じみた洗脳を促すような内容となり果ててしまっています。
こういったセミナーに染まってしまうと、目標達成どころか大事な人間関係をも壊してしまうので、くれぐれも怪しいセミナーには引っかからないようにしましょうね。

このような現状から逃れるために、現在行われている真の目標達成を目的としたセミナーは「自己啓発セミナー」とは名乗らなくなってしまいます。
自己啓発を進める手法の名を冠して「NLPセミナー」と称したり、あらゆる目標のうちのひとつをテーマとして「ビジネスセミナー」と称したり。
こういったセミナはその名の通り手法や目的がはっきりしているので、皆さんがイメージしている自己啓発セミナーの怪しさは微塵もありません。
安心してこれらのセミナーを受けてみてください。

自己啓発は誰に促されることもなく自分自身の意思で始めるものです。
また、目標も人それぞれで、始めるにはまずその目標を明確にさせなくてはなりません。
目標を明確にすれば、まず何を行う必要があるのか自ずと見えてくることでしょう。
そうすれば、「自己啓発セミナー」なんていうあやふやな名称のセミナーではなく、「NLPセミナー」や「ビジネスセミナー」といった内容が判る名称のセミナーの方が効果があることも判りますよね。
もちろん、それだってしっかりと信用できるものを選ぶ必要がありますが。

セミナーとその目標

心理療法の一種であるNLPにセミナーがあるように、自己啓発にもセミナーがあります。
自己啓発セミナーの発祥はNLPと同じくアメリカ合衆国。
アメリカでは古くからこういった心理的な向上を目標とした活動が盛んなのですね。

自己啓発セミナーにおける目標は、

1.可能性を見出すことを目標とする
2.自分の本当の姿を把握することを目標とする
3.自分の限界を乗り越えることを目標とする
4.トラウマの克服を目標とする
5.心を癒すことを目標とする

・・・など。

もともとアメリカでは「est」や「Lifespring」がそれとされていました。
日本にそれらのセミナーや文化が入り込むと、その流れのものが「自己啓発セミナー」または「自己開発セミナー」と称されるようになったのです。

アメリカで自己啓発セミナーが誕生したのは、1970年頃のこと。
当時から培われていた複数の思想や技法から生まれました。
例えば、ニューソートと呼ばれる宗教運動がありますが、それを原点とした積極的な思考を持とうとする思想。
それから、ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメント(可能性回復運動と訳される)関係のセラピーで使われる技法。
また、マルチ商法関係の人脈も自己啓発セミナー誕生の一端を担っています。

・・・こうして、自己啓発セミナーの歴史を紐解いてみると、もとが宗教運動だとかで良い印象を抱きにくいものがあることでしょう。
日本における自己啓発セミナーにも、「ライフスペース」の前身がそうであったという如何ともしがたい事実がありますしね。

しかし、自己啓発そのものでいえば、ビジネス界での目標において非常に有用とされているのも事実ですね。
自己啓発セミナーから派生して、NLPセミナーやそれによるコーチング・セラピーなどが生まれ、人気を博しているのですから。