セミナーとその目標

心理療法の一種であるNLPにセミナーがあるように、自己啓発にもセミナーがあります。
自己啓発セミナーの発祥はNLPと同じくアメリカ合衆国。
アメリカでは古くからこういった心理的な向上を目標とした活動が盛んなのですね。

自己啓発セミナーにおける目標は、

1.可能性を見出すことを目標とする
2.自分の本当の姿を把握することを目標とする
3.自分の限界を乗り越えることを目標とする
4.トラウマの克服を目標とする
5.心を癒すことを目標とする

・・・など。

もともとアメリカでは「est」や「Lifespring」がそれとされていました。
日本にそれらのセミナーや文化が入り込むと、その流れのものが「自己啓発セミナー」または「自己開発セミナー」と称されるようになったのです。

アメリカで自己啓発セミナーが誕生したのは、1970年頃のこと。
当時から培われていた複数の思想や技法から生まれました。
例えば、ニューソートと呼ばれる宗教運動がありますが、それを原点とした積極的な思考を持とうとする思想。
それから、ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメント(可能性回復運動と訳される)関係のセラピーで使われる技法。
また、マルチ商法関係の人脈も自己啓発セミナー誕生の一端を担っています。

・・・こうして、自己啓発セミナーの歴史を紐解いてみると、もとが宗教運動だとかで良い印象を抱きにくいものがあることでしょう。
日本における自己啓発セミナーにも、「ライフスペース」の前身がそうであったという如何ともしがたい事実がありますしね。

しかし、自己啓発そのものでいえば、ビジネス界での目標において非常に有用とされているのも事実ですね。
自己啓発セミナーから派生して、NLPセミナーやそれによるコーチング・セラピーなどが生まれ、人気を博しているのですから。